「考える」ということ

「考える」ということとはなんだろうか?
今まで、
考えないといけない、
常に考えろ、と
人からも本からも言われて
とにかく考えるようにしていたが、
自分に変化が感じられなかった。
ひらめいたこととしては、
「考える」ってぼくがおもってることとは
ちがうんじゃないかと考えるようになった。

「考える」がよいけっかになる場合って、
たいてい、反省したり、次回への工夫を思いつく時でしょう。
「考える」ためには、その前に体験しないと
考える源が生まれてこない。
いくら、本を読んだり、人から言われても身につきにくい理由がここにある。
ソクラテスも「文字が生まれて人がダメになった。本を読んで知識を身につけた気でいる薄っぺらい奴が増えた。本当の知識は経験する事で身につくのに」と言っている。
考えるっていうのは体験をすることなのだ。
現代はこの「体験する」を重視している人が豊かになっていっていると思う。
それもスピード感を持って。
興味を持ったらというか、視界に入ったらすぐに挑戦するくらいのリスクを恐れない人間になる必要がある、ということだ。
でも、これ昔から言われてることのような気も。
いつの時代も大事なことは同じなんだね。